猫の目が苦手とか、何考えているのか分からない。
という方いますよね。そんな方はこの先を読むともっと
嫌いになるかも知れません。

私は実家で5歳の頃からずっと猫と暮らしていました。
世代は変わってもその仔、次の仔と、絶え間なく。
一人暮らし、結婚と環境は変わっても実家から養子として分けてもらい、
今でも一緒です。


これからの話は私の主観な解釈です。 話半分でお読みください。 猫が死ぬ時、「飼い主に見つからない場所に移動する」 という事を耳にしたことはありませんか? これは飼い主の願望が含まれており、事実は 「弱った体で外敵に会わないように身を隠す猫の本能」 が正しいのではないでしょうか? 私が中学3年生の時、猫は実家に3匹いました。 その時まだ5歳の妹が家の前の道路から泣きながら 帰って来たのです。 「どうした?」と尋ねると、 「うちの猫がたった今、目の前で車にハネられた」と・・・・ 急いで表の道に駆け出すと、そこには苦しみもがき、手足を バタつかしている我が家の1匹の猫の姿がありました。 下手に打ち所が悪かった為、簡単に死ねず苦しそうでした。 素人目にも顎が折れ、口から多くの血を流し、背骨が異常な 方向に向いているその猫はもう助からないのが確認できました。 私は血まみれの猫を抱え、家に戻り、庭先にその体を 置きました。 大きく動くことは出来ず、痙攣に近い動きだけのその猫を 動かなくなるまで見続けていました。泣きながら・・・ 猫の死に顔を知っていますか? 筋肉の収縮の都合、猫は目を開けて死にます。 口もやや半開きの状態、決して安らかとは思えません。 老衰の猫も同じなのでこの猫が事故の為、この表情という わけでは無いのですが、今でも無性に悲しくなります。 忘れることは出来ません。 他の猫がその猫に近寄り、まるで外敵から守るように 寄り添っていたのを記憶しています。 後日、向かいの人から聞いた話だと、 「妹が白い車に轢かれると思った」と・・・ その時猫が横から飛び出したと聞きました。 偶然でしょうか? 私は猫が守ってくれたんだと思いました。 猫は気まぐれなイメージでしょうか? 気ままに生きて、時に相手の為に自分をさらけ出した猫。 猫の生き方って結構かっこよくないですか? 余談ですが、この後しばらく白い車を見ては、傷、へこみ が無いか探すのが癖でした。 この話を信じますか?否定しますか? 長文お付き合い頂き有難うございます。 Copyright (C) アフィリの細道 http://qzmpal.blog11.fc2.com/All Rights Reserved.