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パソコンの構成(その二) 
2006.06.24.Sat / 08:08 
今回は、パソコンの構成の続きをしますね。

パソコンの内部、外部のデータのやり取り→バスというマザーボード上に配置された配線によりなされています。その性能は、ビット数と転送速度で表されます。

一本のバスには、それぞれ異なる装置間をいくつもの信号が行き来しているわけです。形のうえから次の二つに分かれています。

内部バス....CPU内部のやりとりをする。

外部バス....CPUと周辺機器とのやりとりをする。

バスの規格には、次のようなものがあります。

バスの名称特徴
PCIバスインテル社が提唱した32ビットまたは64ビットのバスで33MHzの高速な転送速度を実現する。現在、主流。
ICAバスIBMがきめた8ビットまたは16ビットのバスで転送速度は8MHz程度。現在では旧式。
AGPバスビデオコントローラとCPU間の32ビットバス。転送速度は66〜266MHzでもっとも高速。


CPU(Central Processing Unit.....最重要

パソコンの中で最も重要な役割を持つ部品で、中央演算処理装置とも言われます。マイクロプロセッサ(MPU)とも言われます。

ちょっと一息

【MIPS(ミップス)】.....CPUの性能を表す尺度。1秒間に100万回の命令を実行できる性能を表す。5MIPSは1秒間に500万回命令を実行できることになる。



*厳密には、MPUは1つのチップを示す言葉なのですが、「初級シスアド」では、MPU=CPUとします。

CPUには、いろいろな製品群がありますが、インテル社の「Pentium」や「Celeron」が有名ですね^^

クロック周波数と処理速度

クロック.....命令を伝えるための信号(パルス信号)。CPUは、与えられた命令の処理をするため、定期的な感覚で発生するパルス信号を利用している。

○例えば、1回のクロックで1つの命令を実行できるとします。その場合、500MHzのクロック周波数であれば、1秒間に500X100万回の命令を実行できるということになります。なお、命令の種類(加算・除算など)によってクロック数は異なります。必ずしも、1クロック=1命令ではありません。

クロック周波数が高いほど、処理速度が速く性能がよいCPUということになります。CPUの処理速度が高速→プログラムの実行も速いということですね。^^

CPU→高速で動作させる→素子の発熱も激しくなる→CPUの誤作動・動作停止をまねく。そのために、冷却用ファンや放熱板がつけられます。

ちょっと一息

【クロック周波数の単位】.....1MHz(メガヘルツ)=100万Hz 1GHz(ギガヘルツ)=10億Hz 1THz(テラヘルツ)=1兆Hzということになります。



クロックの1周期はつぎのようになります。絵が下手でごめんなさいね^^;;


「パソコンの構成」は「その一」と「その二」で終了です。次回は、パーソナルコンピュータの「データの単位の数え方と文字コードとフォント」について説明しますね。「パソコンの構成」で重要な点を再度、押さえてまとめておきました。「Open More」をクリックしてね^^
「パソコンの構成」でポイントは

1)パソコンを構成する5つのユニット

2)パソコン内部の部品の名称と役割

3)クロック周波数について

長々とご説明しましたが、要するに、この3つなのです。これを頭に入れて何度でも、読み直してくださいね^^
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